ジープ・ラングラーを更にワイルドに!リフトアップと快適カスタム♪

愛車の個性を引き出すカスタムって、本当にワクワクします!こんにちは、テクニカルステージです!
タフな走破性と唯一無二の存在感を放つジープ・ラングラー、今回はそんなラングラーを見た目の迫力アップから、普段使いの快適性向上までいろいろなカスタムをご依頼いただいたのでご紹介します。車両はこちら
まずは今回のメインカスタム、JAOS(ジャオス)製のBATTLEZ リフトアップセットの取り付けです。
大きなタイヤとの組み合わせも相まって、さらにワイルドな足元に仕上がります!
ラングラーのオフロード性能をさらに引き上げつつ、舗装路での走行安定性もきちんと確保できるように設計されたキットです。
しかし、サスペンションコイルとショックアブソーバーをただポンと付けて交換し、車高を上げていくだけで終わりではありません。
もちろんこれだけでも大きく車両は変わりますが、当モデルの足回り構造ではリフトアップ(ダウンの場合も)すると、アクスル(車軸)の位置がどうしてもズレてしまうんです。
そのままじゃホイールの出ヅラも変わりますし走行性能にも影響しちゃうので、これをしっかり適正な位置に戻してやる必要があります
そのため、今回は写真上部に写っている棒のような部品、ラテラルロッドも同時に交換しました。
これで車軸のズレを補正し、リフトアップ後の走行安定性もバッチリ確保できます。
まずはリアの部品交換から。
リアはショック外してアクスル下げたら比較的簡単に交換可能です。一つ一つの部品が大きく重いぐらいですかね(^_^;)
サクサク取り付けして、ラテラルロッドもとりあえずいい意味で適当に調整して取り付けます。お次はフロント
フロントは各アーム等外しスペース作りますが、コイルがそのままでは外れなかったので、コイルコンプレッサーで縮めて取り出します。
JAOSのコイルは更に長いので組み込みも少々大変。
無事組めたらこちらのラテラルロッドも調整してとりあえず完了。車両を着地させます。
かなり車高が上がっていることが分かりますね♪この状態でラテラルロッドの最終調整とアライメント、ハンドルセンター出しを行います。
リフトアップが完了したラングラーは、ノーマルとは一味も二味も違う、さらに迫力のあるスタイルに変身しました!
続いては、普段のドライブがもっと快適になるカスタムです。
走行中に同乗者がTV等の視聴ができないとのことでしたので、インタープラン社製の輸入車向けTVキャンセラーキットの取り付けを行います。
純正ナビ等メーカーオプション、ディーラーオプションのオーディオ関係は、走行中にテレビやDVDが見れなくなったり、ナビ操作ができなくなったりします。これを解除してくれるのがこのキットです。
単にカプラーを差し込むだけで終わる車両もありますが、今回の年式のモデルは配線加工を伴うタイプでしたので、慎重に作業を進めました。
ナビユニット裏などの配線を確認し、指定された箇所にキットの配線を割り込ませていきます。
見えない部分の作業ですが、確実な接続が重要ですので、配線の処理にも気を遣います。
ここで少し問題発生、車高を先に上げてしまったので乗り降りが大変になりました(笑)考えてカスタムの順番を決めればよかった…
助手席下のTVユニットにも配線加工が必要になります。
すべて加工が完了したら動作確認を行い問題ないことを確認。これで、同乗者の方は走行中でもテレビやDVDを楽しめるようになり、ロングドライブがより快適になること間違いなしですね!家族や友人との移動がさらに楽しくなるはずです。
さて、ここでTVナビキットについて一つだけ注意事項をお伝えします。
令和6年10月から車検時のOBD検査という制度が始まりました。詳しくはこちら
最近の車両はナビやTVにもコンピューター制御が関係しており、今回のようにTVKITを取り付けた場合に車両にエラーコードが発生する可能性があります。※インタープラン社製のKITで発生する訳ではありません。
外車だけではなく、トヨタ系でも粗悪なTVKITでエラーコードが検出されたといった情報もあります。
エラーコードの種類によっては車検検査の可否にも関係してくるので、OBD検査対象車でTVやナビKITを使用する場合は各有名メーカーの製品を使用し方が良いでしょう。
今回のラングラーはギリギリOBD検査対象外でしたが、エラーコード検出はありませんでしたし、すぐに純正に戻せるように加工しています。小話終わりです
最後はちょっとした、けれど非常に効果的なカスタムで、ラングラーの少し残念なところを改善します。
ジェップセン(JEPPESEN)製のLEDマップライトを取り付けます。
純正ルーフトリム部にライト類が装着されていないので、室内がとても暗く不便だとラングラーオーナーさんの間ではLEDタイプを後付される方が多いようです。
まずはLEDライト取り付けのためにトリムの取り外しです。
トリムの裏面も確認しつつ位置合わせを行ったら、ドリルで穴あけしてランプを固定。
各配線類も加工したらとりあえず動作確認。かなり明るいですね♪
夜間の地図確認はもちろん、車内で物を探したり、書類を見たりする際にも、その明るさが非常に役にたつでしょう。
これですべての作業が完了し、車両も大きく変化しましたね♪
ご納車時もお客様は大きく喜んでいただき嬉しい限りです。ご依頼ありがとうございました!
今回は、JAOSのリフトアップキットに始まり、TVキャンセラー、LEDマップライトと、ラングラーの魅力を引き出すカスタムを行いました。
リフトアップによるダイナミックなスタイリングとオフロード性能の向上、TVキャンセラーによる同乗者の快適性アップ、そしてLEDマップライトによる実用性とドレスアップ効果。どれもオーナー様の「もっとこうしたい」という想いを形にするカスタムですね。
カスタムは本当に奥深く、様々なスタイルがあります。もしご自身の愛車で「こんなことできないかな?」といったご希望や、カスタムに関するご相談がございましたら、どうぞお気軽にテクステまでお問い合わせください!お客様の理想のカスタム実現をサポートさせていただきます。
愛車のお悩みバッチリ解決します!093-980-2210受付時間 10:00-18:00 [ 水・イベント開催日除く ]
お問い合わせ