走行中にガソリンの匂いが…インプレッサ緊急燃料漏れ修理!
ご無沙汰しております。テクニカルステージです!
まだまだたくさんのお仕事のご依頼をいただき嬉しい限りです。おまたせしているお客様、順次ご案内致しますのでもう少々お待ちください。
だいぶHPの更新もできていなかったのですが今日から再開です。
多少ゆっくりになると思いますが、少しずつ更新を頑張りますのでよろしくお願いいたします。
さて今回は車の異変でも最優先で対応が必要な[ガソリンの匂いがする]症状が発生したインプレッサ修理のご紹介です。車両はこちら
走行中外気導入するとほのかにガソリンの匂いがするとのことで点検のご依頼が有りました。
ガソリンの匂いがする場合、一番多い原因は燃料漏れや滲み、その次に吸入排気の配管やパイプの破損、チャコールキャニスターの破損等が考えられます。
当車両はボンネットを開けると結構なガソリン臭があり、燃料漏れが一番考えられる状況でした。
火災対策をしつつ燃料関係の配管を辿っていくと~
インマニ下、右バンクのインジェクターに向かうフューエルホースから、ゆっくりとガソリンが滲んできていました。
このまま気づかずに滲みから大きな漏れになっていたら車両火災になっていたかもしれません。
原因はわかったんで修理に取り掛かります…しかし、部品代は大したことはありませんがこのホースを交換するのがさあ大変(^_^;)
インタークーラーやオルタネーター外したり、エアコンコンプレッサーずらしてスペース作ったりします。
そう、インマニ外さないと交換できませんのよ。
ですので同時にエンジンルーム内のフューエルホースやサクションパイプ等の同時交換をおすすめします。
特にフューエルホースは取り付け後に他のホースが破れたら大変ですしね。
配管・ホース等も外してやっとインマニが外せました。
このホースが原因でした。ホース類の漏れはまずゴムの劣化で亀裂から滲んでくることが多く、そのまま放置していると亀裂に圧がかかった際に破裂して大惨事を起こす場合があります。
今回のように目で見える範囲ではないホース等は目視での点検が難しいので、整備の部品脱着時に予防として交換するのがおすすめです。
ホース類だけでなくガスケットやOリングも結構な量必要です。
ここでケチるとホントいいこと無いので、できる限り交換できるものは交換しましょう。
あとは元通りに組み込み燃料漏れが無いか確認したら作業はすべて完了です。ご依頼ありがとうございました!
さてさて、今回のガソリン臭からの修理ご依頼でしたが、昔のキャブレター時代は吹き替えし等によりガソリンの匂いがすることもたまにありました。
しかしインジェクション車がほとんどの現在では、ガソリンの匂いがする場合はほぼ間違いなく何か原因があります。
ほんの少しの滲みでもかなりの匂いがするので、少しでもガソリン臭いと感じたらすぐにプロに診断してもらいましょう。
滲みからフューエルホースが裂け一気に吹き出す可能性もあり車両火災にも繋がります。
車両は動かさないほうが理想ですよ。
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