インプGDBクラッチ交換!交換が遅れるとフライホイールにも傷が…
ハイパワー車のクラッチは早めの交換がおすすめですよ♪こんにちはテクニカルステージです。
車を操る楽しさがあるマニュアル車ですが、最近ではクラッチ交換する車両も少なくなっています。
90~2000年代のスポーツカー系のマニュアル車は全体的に高騰しているので大切にしていきたいですね♪
今回はインプレッサのクラッチ交換を行います。車両はこちら
症状的には全開時に少しだけ滑りがあるような状況でした。
クラッチのミートポジションもだいぶ手前に来ていたので当初は交換をおすすめしていたのですが、通常走行時には滑りがなかったため様子見しつつ、金銭的に余裕ができたので交換となりました。
しかし、修理を伸ばしたために後に後悔することに(^_^;)それでは作業開始です。
インタークーラー等取り外し、EJ20は外す部品が多いですね。
アウトレットやFパイプももちろん外します。その際にボルトの破損や遮熱板の破損等がよくありますので潤滑剤をしっかりと染み込ませて作業しましょう。
プロペラシャフトやレリーズフォークのシャフトを取り外し
ミッションが降りました。
クラッチを取り外し確認すると、摩耗で少しリベットが削れています。
その結果フライホイールに傷が入ってしまっています。
通常走行時に滑っていなかったので後回しにしていましたが、ミートポジションの変化時点で交換したほうが望ましかったようです。
私もお客様にはフライホイールは大丈夫だと思うと伝えていましたが、交換となってしまいました。
ミッションはキレイに洗浄して各消耗品を交換します。
インプットシャフト部のシールやベアリングのスリーブ部も交換です。
リアクランクシールもオイルにじみがあるのでもちろん交換。写真は忘れてました…
新品のフライホイールとクラッチセットを組み込み、レリーズシリンダーも異常がないことを確認したらエア抜きしてミートポジションを調整。これですべての作業は完了です。
200KMほど慣らし運転をしたら全開走行も可能です!ご依頼ありがとうございました!
さて、テクステでは何回かクラッチ交換の記事をご紹介をしており、滑る前に交換するとフライホイールは使える可能性があるとお話していました。
今回は初期の軽い滑りでしたが、残念ながらフライホイールに傷が入って使用できませんでした。
やはりミートポジションの変化や走行距離等考え、早めの交換の方が部品代も安く抑えることができると思います。
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