BMW X1 F48 アイドリング時の大きな振動はエンジンマウントが怪しい!
こんちは!テクニカルステージです♪今日からまた記事更新していきますのでよろしくお願いいたします。
さて再開一回目は結構ご相談の多いBMWアイドリング時の振動対策です。車両はこちら
X1 F48です。
信号待ち等のアイドリング時、特に冷間時にエンジン振動が大きく、室内でゴトゴト・ガタガタとかなりの音と振動が感じられるとのことでした。
BMWの横置きエンジンで同症状が出た場合は、ほぼエンジンマウントという部品が原因でして、発生率もすごく多いです。
赤丸部分をよく見ていただくとゴムのちぎれとオイル漏れが確認できるかと思います。
マウントはエンジン横と下に一つずつ、ミッション側に1つ使用されています。
修理のみであればエンジン横のマウントを交換すれば振動は抑えられるようになりますが、エンジンマウント破損によってその他のマウントにも負荷がかかっている場合が多いので、最低限エンジンマウント2個所、予算が許すようであればミッションマウントまでの交換がおすすめです。
今回はすべてのマウントを交換します。
さて、破損しているエンジン横のマウントは簡単には交換できません。まずはタイヤハウスをバラし邪魔なものを外してスペース確保。
コアサポートも分解して上部にマウントが抜けるように準備します。
エアコンの配管を慎重に避けながら何とか抜けました。
比べてみてわかる破損具合ですね。これではほぼマウントの役目は果たしていないでしょう。
エンジン下のマウントも交換。こちらは簡単です。
ミッションマウントはエンジンほどではないにしろ外す部品も多く、上部の邪魔な部品や配管等避けてボルトを緩めます。
タイヤハウス側からもボルトが1箇所固定されているので注意が必要です。
ぱっと見大きな破損はないように見えますが、小さいヒビもありますし力を加えると新品に比べて大きく動きます。
交換後エンジン始動するとエンジン振動は大きく軽減し、不快な音や振動を感じることはなくなりました。
これでやっと快適なBMWライフがまた送れますね♪ご依頼ありがとうございました!
さてさて、今回はBMWのマウント交換でしたが、冒頭でも話した通りBMWの横置きエンジンはかなり発生率が高いです。(欧州車自体日本車に比べてマウント劣化多いですが(^_^;))
確認自体は目視で簡単に確認できますので、振動が多いと感じたら一度点検依頼を行うとよいでしょう。
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