AE86デフオイル漏れ!修理には分解とベアリング交換が必須だ!

暖かくなってきて絶好の車やバイク日和ですね♪こんにちは、テクニカルステージです!
この時期から車やバイクで遊びに行く方も多くなってくると思いますが、それに伴い趣味性の高い愛車の点検や修理ご依頼がぼちぼち多くなってきます。
今回はAE86のでデフオイル漏れの修理を行います。車両はこちら
当店でも何度かご紹介したことがある車両ですね。いつもありがとうございます。
さて、AE86ではよくあるコンパニオンフランジからのデフオイル漏れです。
少し前からにじみは確認していたのですが、年間の走行距離等も考え経過観察をしていました。
今回は漏れの悪化とオイル交換時期に合わせて修理を行います。
まずはアクスルシャフトをサクッと取り外し。もちろんこっちのシール類も同時に交換ですね。
シャフトのベアリングも交換から年数が経過しているなら交換をオススメします。
当車両は交換からそれほど経っていないので今回は続投です。
プロペラシャフトを外すとオイルが多めに垂れてきました。激しくなるとダダ漏れになるので、その前に対策しましょう。
ここってコンパニオンフランジだけ抜いてオイルシール交換しても、オイル漏れが止まらないことが多いです。
更に再締め付け時にプリロードも変わるので、ちゃんと組めないとギア鳴りやリングギアのブローも誘発する可能性があります。
原因探求のためにもデフ玉降ろしてしっかり確認しましょう。
LSDさんこんにちは♪
クスコのRSが販売されてすぐ交換した覚えがあるので、20年振りぐらいにデフ降ろした事になります。
ちゃんとオイル交換を行ってメンテしていればキレイなもんですね。デフの効きも問題ありません。
分解してベアリング各種交換です。
フランジやリングギアの交換は悩みましたが続投。競技車両や激しく走る場合は交換が吉ですね。
イニシャルトルク測りながら締め付けです。
バックラッシュや歯当たりの調整もしつつ、というか確認だけでそれなりに良かったです。
ファイナルギア変更せず大きく摩耗していなければ、基準から外れることは少ないと思います。
ちゃんと組んでいたと仮定すればですけど(笑)
綺麗に清掃したら元に組み直し試運転して作業完了。
異音等なくLSDもまだまだ元気に動いてくれそうです。ご依頼ありがとうございました!
今回はAE86のデフオイル漏れ修理でした。
平成初期前後の車両も旧車と呼ばれるようになってきておりますが、しっかりとメンテを行えば永く乗る事ができるって事は皆さんご存知かと思います。
そんな愛車をお乗りの皆様はぜひとも大切にしてあげてくださいね!
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