エアコンの効きアップ!すだれの次は水で冷やせ!自作散水システム!

エアコン自作散水システム

異常気象と言われる最近の気候ですが、お体の調子とか大丈夫ですか?こんにちはテクニカルステージです!

立秋を迎え季節は秋になりましたが、暑さはまだまだ収まる気配がないですね(´・ω・`)あっつい…

この時期は車のエアコンも効きが悪くなり点検や修理のご依頼も多い季節です。冷えが悪いときの裏技としてエアコンコンデンサーに日光を当てないようにしたり、水をかけたりすると一時的に冷却効果がアップしますよ♪

エアコン自作散水システム

N-BOXで言えばこの部分です。

もちろん自宅や事務所などの建物用エアコンにも過酷な季節で、室外機に行う様々な裏技が話題になっています。

例えば、すだれやグリーンカーテンで日陰を作ったり、周辺の風の通りを良くしたり、フィンを掃除したりといろいろな方法があるようです。

最近では室外機の上に水を張ったバケツを置き、タオルでその水を使い冷却させる方法がツイッターで話題となり、大変たくさんの方が実践されたようで効果があった方も多かったとか。

先程もお話したように、車でも周辺を冷却したりするとエアコンの効きは良くなります。しかし、水をフィンにかけて直接冷却したほうが更に高い効果が得られます。

いろいろと検索すると業務用の室外機散水システムなんかも有るみたいですが、とんでもなくお高い(^_^;)

しかしテクニカルステージのエアコンも少しでも冷却効果を上げ、電気代も節約したい…(ついでにブログのネタにもしたい)

と、いうわけでエアコン室外機の散水冷却システムを自作してみました!しかも水道未使用!

もちろんそのまま作成しても面白くないので、車&バイク屋として車の部品を主に使用して作成します。それと注意点として

  • 車の部品を使用するため非効率極まりないです(笑)ガーデニング用の散水タイマーを流用して素直に水道水で冷却したほうが良いかと…
  • 本来室外機には余り水をかけないように説明書に書かれています。故障の原因にもなるかもしれないので、いないとは思いますが作成される方は自己判断でお願い致します。

それでは開始!

エアコン自作散水システム

さて、使用部品ですが車から水が出る部分は一つしかありませんね?はいこのパーツたちを使用します。

フロントガラスに水をかけるためのウォッシャーノズルとウォッシャーポンプ、それと常時電源が入っているとあっという間に水がなくなるので、間欠リレーを使用し使用水量を抑制。

間欠リレーを使用すると5秒間電源ONにした後に1分間電源OFFのループ等の設定が行なえます。

これらの部品はすべてAmazonで購入可能ですよ。上記部品で2000円ほどでその他バッテリーとホースやポリタンクは有り合わせで作成しています。

エアコン自作散水システムエアコン自作散水システム

リレーに配線をしていきます。室外機の位置や電源の取り出し箇所により配線の長さなどが変わりますがテクステではこんな感じに作成しました。

自動車用バッテリーから電源を取るためクリップを使用して作成。最初はダイオードは使用していなかったんですが、リレーON後にOFFにならない症状が発生したためポンプ側からの逆流防止のために取り付けし、ポンプからのマイナス線もクリップまで伸ばすことで症状はかなり改善しました。

エアコン自作散水システム

散水用の水は室内機から排出される水を使用して水道代もケチります。元は店舗前道路の清掃なんかに使うためにタンクに貯めていました。一日営業すると大体20Lぐらい貯まるんですよね。

エアコン自作散水システム

穴を開けてポンプをバスっと!

あまり下から水を吸うようにするとゴミも吸っちゃうので少し高めが良いでしょう。

エアコン自作散水システム

今回は簡単に取り付けできるようにバーベキュー用の網を使用して取り付けしました。

テクステの室外機は上に屋根があるので水がかかることはありませんが、水がかかる環境ではサビが発生すると思うのでステンレス製品で作成したほうが良いでしょう。

ホースは無駄にシリコンホースを使用します。

エアコン自作散水システム

動かすものではないのでしっかりと取り付け!台風で飛んだりしたほうが大変ですからね。

エアコン自作散水システム エアコン自作散水システム

雨が当たるなら完全に防水をしましょう。テクステは雨が当たらないので調整が簡単なようにタッパにぶち込みました。

ちなみに赤丸がOFFの時間調整、青丸がONの時間調整です。

バッテリーにもソーラーパネルの充電器なんか接続してあげると充電の手間もなくなりますね。

エアコン自作散水システム

テストで作動させると考えていたよりも多い水が噴射されてフィンが冷えていきます。まぁすぐにもとの温度に戻りますが…これで噴射量と溜まっていく水を計算しリレーを調整すれば完了です。

テクステでは5秒ON、2分OFFでタンク内の水が増減しないようになりました。

実はこのシステムはラリーやレースで車の冷却を行うためのウォッシャースプレーの作り方を一部流用しています。こんな作り方のエアコン冷却システムも面白いでしょう(笑)

それでこの装置の効果ですが室外機の周辺は明らかに涼しくなり、熱風が出てくる時間は少なくなりました。

しかしエアコンの効きや電気代に関してはもう少し噴射量を増やさないと効果が薄いようです。

こんな感じのお遊びでしたがいかがでしたか?効率を追求するのもいいですがたまにはこんな砕けたものを作成するのも息抜きになりますよね♪何より完成後の満足感も大きいです!

もしあなたも作成してみるのであれば水道も使用したほうが良いことをおすすめしておきます!それでは( ´∀`)

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