BMWミニ車検整備!タペットカバーパッキンやATFストレーナー交換も♪
日本で人気のミニクーパー、ウチでもミニクーパーのお客様が多数いらっしゃいます。こんにちはテクニカルステージです!
ローバーミニ、BMWミニどちらも整備できますが、昨今は殆どBMWミニの作業になりました。
今回はたまたま2台立て続けにBMWミニの車検ご依頼があったので、その様子を記事にしたいと思います。
まず1台目の車両はこちら
前回はATF交換のご依頼を頂いております。
エアコンコンプレッサーのガス漏れも確認されており同時に修理を行います。
エンジンルームや下回りの洗浄を終え整備作業に取りかかると…
プラグホールにオイル漏れを確認。エンジン外観ではオイル漏れは確認できませんでしたが、このように内部では漏れている可能性もあるので車検時等の確認は必須です。
交換のためにタペットカバー取り外し。オイル管理は良いみたいですね。
パッキンはかなり硬化しており、プラスチックのように硬化していました。
パッキン交換でオイル漏れ修理は終了ですが、イグニッションコイルとスパークプラグがオイルまみれの状態だったのが気になります。
前にもお話したかと思いますが、不純物の混じったオイルは電気を通すので、オイルに浸かったコイルやプラグは漏電で寿命が短くなります。
現状問題が無い状態でもできるだけ交換をおすすめしています。今回はコイル・プラグ共に交換しました。
真空引きが維持できないほど漏れているコンプレッサーも交換です。BMWミニはよくエアコンコンプレッサーが壊れる気がします。
交換後はしっかりエアコンも効くようになりました。
すべての整備が終わり車検も無事完了。また2年間安心して乗れると思います。ご依頼ありがとうございました!
さて次は2台目のミニです。車両はこちら
こちらのミニは前回バックカメラを取り付けしていますね。
さて、先程のミニと同じような走行距離ですが整備を進めていくと~
先程のミニよりは少ないですが同じようにプラグホールにオイル漏れがありました(笑)ということで…
タペットカバーを外してパッキン交換です。オイル管理は先程のミニよりも良いですね。
こちらのミニはオイル漏れが少く、コイルまでオイルまみれにはなってなかったのでプラグのみの交換でOKでした。次に進みます。
エンジンオイルの交換はこまめにやっていた記録がありますが、ATFに関しては記録がなかったため永く乗るためにも交換を行います。
ここのトルクスボルトが緩めづらいんですよね。詳細は先程のミニのATF交換記事で記載していますよ。
オイルパン外してきれいに清掃、鉄粉もぼちぼち多いですね。
ストレーナー等新品部品も交換して大きな整備は完了。こちらも車検はあっさりと合格しました。
また次の車検まで安心して乗れますね。ご依頼ありがとうございました!
今回はミニの車検2台分のご紹介でした。タペットカバーからのオイル漏れがどちらも発生していましたが、同じような走行距離同じような乗り方であれば、同じように劣化することがわかっていただけたかと思います。
その際にメンテを行う場合と行わない場合で愛車の寿命は大きく変わりますので、車検や定期点検時はしっかりとメンテして上げてください。
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