ミラココア エコアイドル点滅!アイドリングストップ車の対処法とは?
朝夕の気温もだいぶ下がり、肌寒い季節になってきましたね。こんにちはテクニカルステージです。
気温が下がってくるとバッテリー上がりやバッテリーパンク等のレスキュー依頼がとても多くなります。
いきなりセルが回らなくなることも多い最近の自動車ですが、特にアイドリングストップ車両はバッテリーにも過酷な状況ですので、定期的なメンテナンスが大変重要です。
今回はアイドリングストップのランプが点灯した車両の整備ご依頼です。車両はこちら
ダイハツ ミラココアです。
メーターパネル内の[ECO IDOL]というランプがオレンジ色で点滅しており、アイドリングストップが作動しない症状との事でした。
このランプは車両のバッテリーが既定値以上に劣化した際に点滅するランプで、点滅時はアイドリングストップ機能を停止させてバッテリー劣化を遅らせます。
エンジンも始動するのでそのまま走行も可能ですが、後にバッテリー上がり等を起こす可能性があるので充電や交換を行う必要があります。
今回の搭載バッテリーはすでに2年と10ヶ月使用されており、診断機を繋いでも多少お疲れのようです。
テクステではだいたい2~3年毎に交換をおすすめしておりますので、今回はバッテリー交換を行いECUのリセットを行います。
まずはバッテリー交換。端子の取り外しは-(マイナス)から始まり-(マイナス)で終わりと覚えましょう。
このままバッテリーを交換しただけでは、車両のECUが劣化したバッテリーの情報を引き継いだままですので、新品のバッテリーと認識させるためにECUのリセットを行います。
赤丸部分のBACK UP 15AとECU-B 10Aのヒューズを抜き取り1~2分ほど放置するとECU内のデータが消去され再度アイドリングストップ出来るようになります。
他のダイハツ車ではグローブボックス奥のヒューズボックスにECU-Bがある場合もあります
ヒューズをもとに戻しエンジンを始動したらメーターパネル内のエコアイドルランプが点滅していないか確認。
消灯していれば試運転を行い…
エコアイドルランプが緑に点灯、アイドリングストップが作動すればすべての作業が完了。これでまた安心して愛車に乗ることができますね♪ご依頼ありがとうございました!
今回はダイハツ車のバッテリー交換&ECUリセットの方法でした。
最近ではバッテリー交換後にバッテリー状態のリセットを別途行う必要がある車両が多くなってきています。
ホンダやマツダでも必要ですので、バッテリー交換後にアイドリングストップが機能しない場合は参考にしてみてください。
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