フィアット500車検整備!ブレーキ・タイベル・サーモも交換♪
外車の車検整備も承っております。こんにちは、テクニカルステージです!
テクステのブログでも定期的に外車の記事を作成しておりますが、そんな記事をご覧になった方から車検もお願いできますか?といったご相談をよく頂きます。
もちろん超特殊車両でない限り車検整備のお引き受けしており、車検に通すだけではなくしっかりとした整備も同時に行っています。
今回はそんな外車の車検整備の様子を記事にしたいと思います。車両はこちら
フィアット500です。入庫時にタイミングベルト交換時期、ブレーキパッド交換時期、サーモスタットケースからのクーラント滲みと結構な整備内容でしたが、お客様は乗り潰すつもりなのでしっかりと整備してほしいとご依頼を受けました。
入庫時から甘い特有の匂いがあり、確認したところサーモスタット近辺で滲みがありました。
エンジンルーム洗浄を行いしっかりと確認すると、パイプが樹脂製でクラックが確認できたのでサーモスタットASSYの交換になりました。
まずはバッテリー等取り外しすスペース確保。比較的かんたんに取り外しできますが…
ホース取り外し時に根本から折れてしまいました。限界状態だったようで、走行中に破損しなくてよかったです。
せっかくなので金属製の対策品に交換して水漏れは修理完了、タイベル交換時にウォーターポンプも交換するのでクーラント補充は後ほど。
クランクプーリー取り外してマウントやカバーを取り外すと
タイミングベルトが確認できます。
今回の車両は前回のタイベル交換から約6年と4万キロほど走行しています。
国産車であれば10万キロ交換が普通ですが、フィアットの場合はネット等で調べると3年or12万キロが推奨時期のようです。
今回のベルトもヒビが少し目立ちもう少し早めに交換したかったところですね。
2年2万キロで交換するショップさんも有るようですが、テクステでは大体4年or5万キロで交換することをオススメしています。
パッキン交換&SST取り付けのためにタペットカバー取り外し。走行距離8.5万ほどですのでオイル管理はちょいわるいかな。
もちろんカバーは超音波洗浄器できれいにしました。
SST取り付け。
フィアットはプーリー等に合わせマークがないため、ベルトのかけ間違いがないように特殊工具でカムとクランクを固定する必要があります。
合わせマーク付けて組めばいいので、必ず必要ではないですが有ると便利です。
ですが、必要ないけどマーキングします。ビビリなので
ベルトとウォーターポンプも取り外せました。ポンプ取付部はコーキングがたっぷりですので清掃が大変(^_^;)
きれいにコーキング取り除いて~
タイミングベルトの取り付けたら、後は元に戻しクーラントのエア抜きをして完了。
ブレーキパッドもローターも減っているので
セットでリフレッシュです。ディクセルがコスパ抜群ですのでよく取り付けしています。
交換部品たち
その他車検の基本整備も終わらせすべての作業が完了、少々大掛かりな車検でしたがまた2年安心して乗れることでしょう。ご依頼ありがとうございました!
今回はフィアットのタイミングベルト交換を含む車検整備のご依頼でした。
さて、このようにテクステでは外車の車検も日本車と変わらずにお引き受けしており、整備もしっかりと行っております。
ただし、外車の場合は部品入荷にお時間頂く場合が多く、日本車に比べお預かりが長くなる傾向にあります。
もちろん代車もお出ししておりますので、外車の車検もぜひご依頼いただけたらと思います!
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