ホンダ アクティ 車検時ついでにタイミングベルトをリフレッシュ!

軽トラックや軽バンって、日々の仕事で大活躍してくれる、まさに「縁の下の力持ち」ですよね。どもども♪テクニカルステージです!
今回は、そんな働き者、ホンダ アクティ(HA8型) の車検整備と、それに合わせて行った重要なメンテナンス作業をご紹介します!車両はこちら
ご入庫いただいたアクティ、数年前に当社からご購入いただいた車両です。いつもありがとうございます。
今回の車検でも特に大きな問題は見られませんでしたが、走行距離が10万キロ近くまで伸びてきたこともあり、今後も安心して乗り続けていただくために、ある重要部品の交換をご提案させていただきました。
それが、エンジンの重要部品ともいえるタイミングベルトの交換です。
最近では同じ働きのタイミングチェーンに置き換わっている車両が多いため交換することが少なくなりましたが、まだまだタイミングベルトを使用している車両はたくさん走っています。
タイミングベルトはエンジンのピストンとバルブの動きを同期させる非常に重要なゴム製のベルトなんですが、これが切れてしまうとエンジン内部でピストンとバルブが衝突する可能性があり、重大なエンジン破損に繋がってしまいます。
そうなると修理費用も高額になりますし、最悪の場合はエンジン載せ替えなんてことにも…
メーカーが指定する交換時期は、車種にもよりますが一般的には走行距離10万kmごとが目安とされています。
今回のアクティも、まさにその交換時期に差し掛かっていました。
アクティは作業スペースも狭く交換作業には手間がかかる部品なので、車検で他の点検や整備と合わせて行うのがとっても効率的でおすすめです。
早速、タイミングベルトの交換作業に取り掛かります。このカバーの奥がタイミングベルトです。
アクティのエンジンは荷台の下にありますから、まずはエンジンにアクセスするために、荷台を上げて補機ベルトタペットカバーやクランクプーリー、タイミングベルトカバーなどを外していくと、ようやくタイミングベルト本体が見えてきます。
長年使われてきたタイミングベルトは、見た目には分かりにくいですが、ゴムが硬化したりひび割れていたりすることがあります。
万が一のトラブルを未然に防ぐためにも、ここはケチらず定期的な交換がおすすめ。
同時に、テンショナーやオイルシール、ウォーターポンプといった関連部品も、この機会に一緒に交換しておくのが鉄則ですね。
新しいタイミングベルトを正確な位置に取り付け、テンションを調整。
あとは外した部品を元通りに組み付けていけば作業完了です。地道な作業ですが、これで今後も安心してお仕事できますね!
その他車検整備も問題なく完了しご納車となりました。ご依頼ありがとうございました!
さて、タイミングベルトのように普段は目にする機会がないけれど、エンジンの動きを支える非常に重要な部品は他にもたくさんあります。
こうした見えない箇所の定期的な点検と適切な時期での交換が、お車を永く快適に乗っていくためには本当に大切です。
「自分の車、ベルトは交換時期かな?」「最近エンジンの調子が気になるな」など、愛車のことで何か気になる症状や、メンテナンス・修理のご相談がありましたら、どうぞお気軽にテクニカルステージまでお問い合わせください!お客様の大切な愛車を、全力でサポートいたします。
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