平成が終わり、令和の時代がやってきました。こんにちはテクニカルステージです!

時代が令和になり平成から変わるもの、変わらないもの、いろいろとあると思いますが前の時代よりも良い時代になることが一番だと思います。これからもテクニカルステージは頑張って行きますのでよろしくお願いいたします!!

さてさて令和一回目の投稿ですが、バイクに乗るのが気持ちいいと思いませんか?これからの気持ちのいい時期にバイクを楽しもうと多くの方が愛車のメンテを行っており、LINEの方でも投稿しましたがテクステでもバイクのメンテやカスタム、特に車検を多くご依頼いただいております。

春のバイクシーズンはあっという間に過ぎてしまうので、早め早めの行動をおすすめします。

今回はハーレー車検のご依頼です。車両はこちら

ハーレーチョークワイヤー固着

スポーツスターですが、エンジンのかかりは良いがエンジンが温まってもすこぶる調子が悪いとのことです。

お預かりしたときも吹けが悪く、排ガスも臭いので燃調があっていない感じでした。

ほぼノーマルですのでセッティングが大きく崩れる事も考えにくく、なにか不具合が起きてる可能性が高いです。

エンジンオイルを抜いてみると…

ハーレーチョークワイヤー固着

真っ黒ですね(^_^;)匂いもかなりきついです。かなり燃料が濃そうなのでプラグを外してみると

ハーレーチョークワイヤー固着

こちらも真っ黒、要交換ですね。これはキャブに問題ありと考えキャブを確認します。

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取り外すとキャブ内部もデロデロ…ここで原因が判明チョークワイヤーが引っ張られた状況で固着していました。

そのため常時燃料が多く供給されこのような症状になっているのです。

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幸いオーバーホールでどうにかなりそうな状態だったので、すべて分解して洗浄していきます。

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溶け出したゴミやスラッジがすごいでしょう(;´∀`)ちなみにチョークワイヤーもいろいろと手を尽くしたのですが…

ハーレーチョークワイヤー固着

切れたので新品に交換します。

ハーレーチョークワイヤー固着 ハーレーチョークワイヤー固着

OH完了し取り付けするとこんなにきれいになりました。エンジンも調子が良くなり吹け上がりやアイドリングもスムーズです。

その他油脂類や消耗品も交換し車検も完了。試運転してみましたが特に問題もなくよく走るスポスタに戻りました。

お客様にも確認していただき、大変満足していただけました。ご依頼ありがとうございました!

最近はインジェクションモデルが多くなってきているのでこのような不具合は少なくなってきましたが、古いキャブのバイクは国産、外車問わずそれなりに発生します。

特にあまり動かしてない場合や雨がかかる場所での保管などは固着の原因になりやすく、定期的なグリスアップやチョークワイヤーの戻し忘れには気をつけるようにすると固着予防になります。

チョーク(ハーレーの場合は燃料増やしているので実際にはエンリッチナーです。)をエンジンが温まるまでアイドリングで使用しているとたまにお聞きしますが、本来はエンジン始動のための機能です。

そのままチョークレバーを戻し忘れる事例も稀にお聞きします。

始動したら半分ほどチョークレバーを押し込み供給燃料を減らすとカブりの予防にもなりますし、なるべくならアイドルアジャストスクリューでアイドリングを上げて、早めにチョークを戻してあげたほうが良いでしょう。

テクステではキャブ車の冷間時は暖機運転も兼ねて

  1. チョークレバーを引いてエンジンをかける(アクセル回さない!加速ポンプでカブリます)
  2. かかったらレバーを半分戻す
  3. アジャストスクリューでアイドリングを上げて、そのまま1~2分ほどエンストに気をつけてゆっくり走行
  4. チョークレバーを完全に戻しアイドリングを調整する

季節や気温によって多少やり方や時間は変わりますがこのようにおすすめしています。長いアイドリングはご近所さんの目も厳しいですので(笑)それを考えるとインジェクションって便利だよね~(´・ω・`)