電子制御が満載の最近の自動車、不調には思いも寄らない原因があったりします。こんにちはテクニカルステージです。

ちょっとしたセンサーの故障でも不具合が発生したりするのですが、そこは高性能化とのトレードオフかなと思います。

今回は直接的な不具合ではないのですが、車検時に気になった[アイドリングストップ]しないマツダ デミオについての記事です。

デミオアイドリングストップ

お客様から車検のご依頼を頂いたデミオです。

特に悪いところもなく基本の整備と点検で車検は問題なかったのですが、運転中にふとアイドリングストップしないことに気が付きました。

バッテリーは3ヶ月前にお客様が交換済みで充電状況も問題ないので、バッテリーリセットを行っていないのであろうと仮定して作業します。

ちなみにホンダは下記のリンクのようにリセットしますが、マツダは面倒です(^_^;)

デミオアイドリングストップ

  1. バッテリーのマイナス端子を外す

デミオアイドリングストップ

  1. 電流センサーのカプラーを外す
  2. 5分ほど待つ
  3. バッテリーのマイナス端子を接続
  4. 電流センサーのカプラーを接続
  5. イグニッションONでエンジン始動せずに15秒~30秒そのまま
  6. i-stopスイッチ長押し
  7. i-stop表示灯が緑で10秒点滅(オレンジで点滅した場合はまた1からやり直し)
  8. イグニッションOFFでボンネットを閉める
  9. エンジン始動してアイドリングで暖機運転
  10. ステアリングを左右いっぱいに何回か切る
  11. エンジン切る
  12. イグニッションON(エンジン始動せずに)にして、5秒以内にi-stopスイッチを3秒以上長押し
  13. オレンジ色でi-stop表示灯が点灯
  14. エンジンを始動させ、i-stopスイッチを1回長押し
  15. オレンジ色の点灯から緑色の点滅に切替る事を確認(13~16までの手順を25秒以内に行う)
  16. i-stop表示灯が消灯するまでアイドリングし、消灯したらエンジンOFF
  17. エンジンを始動してi-stop表示灯の消灯を確認
  18. 試運転してアイドリングストップの動作確認

字にするとほんとに面倒そうだと思いませんか?

バッテリーリセットを行いこれでアイドリングストップ出来るようになるね~と試運転すると、あれ、ならない?なんで?

何回か同じ作業を繰り返しても変わりません。

色々と調べてみたのですが、なかなか原因はわからずドツボにハマっていきます。

考えられるバッテリーやリセット方法もOK、エンジンも暖機が完了しているのでOK、その他色々と動作条件はありますが考えられる部分は問題ないところばかりです。

う~んと悩みながらスキャンツール使ったりバッテリーの充電をしながら色々と調べていると、マツダ車はスマートキーの異常時にもアイドリングストップが作動しないようになるとの事。

しかし普通に動作していますし、ポケットにキーを入れたままでもエンジンは始動します。

まあ、電池も高いものではないのでとりあえず簡単なところからと軽い気持ちで交換すると…

デミオアイドリングストップ

アイドリングストップするわ~(笑)

こんな簡単なところだとは全く予想していませんでしたのでびっくりです。

外した電池は3Vを少し切るぐらいでしたのでちょうど微妙な電圧だったようです。

センサーの故障では不調やエラーコードなどで判断できますが、スマートキーなんかは普通に動いていたらまず選択肢から外してしまいますね。

これからはアイドリングストップ作動についても、リモコンの電池も確認するようにしたほうが良さそうです。

正常に作動しているものでも時には不具合を引き起こす可能性がある、そんな事を感じた少し珍しい出来事でした。