レクサスLS460カチカチ鳴ってエンジン不動…緊急セルモーター交換！

突然セルモーター（スターターモーター）が回らなくなりエンジンを掛けることが出来なくなると本当に困ります。こんにちはテクニカルステージです！

マニュアル車の多い時代は押しがけ等で無理やり始動することも出来たのですが、AT車がほとんどの現在ではセルモーター故障＝ほぼレッカー移動となります。

今回は前兆なくいきなり始動出来なくなったレクサスの修理ご依頼です。車両はこちら

前もって現地で状況を確認しましたが、セルモーターのマグネットクラッチまでは動いている様子。

しかし、セルモーター自体がエキマニの奥に付いているので簡単に確認できません。

お客様に修理についてお話をしていると中古車購入時の保証が使用でき、部品を送ってくれるとの事でしたのでモーターASSYの交換となりました。レッカーで搬送され作業開始です。

わかりにくいですが写真中央の部品がセルモーターです。これを外すのに～

エンジンルームのカバー等を取り外しベルトも取り外します。

オルタネーター取り外してスペースを作り

ステアリングシャフトも一部取り外します。

エキマニやスタビ等も取り外し、カバーまで外すとやっとセルモーターが見えるようになりました。

新旧比較です。距離的にもかなりおつかれのようですね。

始動テストしても全然動きません(^_^;)

取り外し部品をまた同じように組み直し作業は完了、元気よくセルも回り、気持ちよく始動するようになりました。

これで当分の間はセルモーター関係は安心できますね♪ご依頼ありがとうございました！

今回のレクサスセル交換ですが、取り外す部品が多くなかなか大変な部類のセルモーター交換でした。

いきなり始動不良になった場合は対応も難しいですが、セルの動きが悪い状態を感じたのであれば始動不良になる前に修理をおすすめします。動けなくなりますからね。