カスタムにも順序有り!オススメはこちら♪IS300h車高調交換!
カスタムやチューニング、あなたならどの様な順番で進めていきますか?こんにちはテクニカルステージです!
ホイールのインチアップやマフラー交換・エアロカスタムからブレーキ強化などなど、車とバイクでもカスタムの進め方は変わりますし、車両の使用用途や走るステージでも大きく変わります。
スポーツ走行を楽しむのであればまずはブレーキの強化から始め、シート等のポジションを整えてからタイヤやサスペンション等の足回り、吸排気と進めて行くことをおすすめしています。
もちろん最初から高性能なモデルは、ドライバーのレベルにより純正でも十分な場合もあります。その部分をよく見極め、ドライバーのレベルアップに伴いカスタムしていくのも楽しいですね。
スタイリングのカスタムの場合はまず足回りをカスタムして車高のイメージを固め、それからアルミホイール、エアロカスタムと進めて行くことをおすすめしています。
最初のイメージから完成まで大きく仕様変更されることも多いのが外装カスタムです。こちらも順序よくカスタムを行うことでイメージをつかみやすくなり、柔軟な仕様変更が可能になります。
今回はレクサス IS300hの車高調交換のご依頼です。車両はこちら
お客様は念願のレクサスを手に入れて今から少しづつカスタムを進めていく予定です。
最初にアルミホイールのカスタムを相談されたのですが、後に車高のカスタム予定があるため先に車高のカスタムをオススメさせていただきました。
それはなぜか…実は車高が変化するとアルミホイールはその車高に応じて角度が変わり、中に引っ込んだり逆に外に出っ張ったりします。
理想のスタイリングのためにアルミホイールのマッチングを計算して購入したとしても、後に車高を変化させるとその計算が狂ってしまい考えていたイメージと離れてしまいます。
そのため車高のカスタムも考えている場合は、まずそちらから先に進めましょう。
ノーマル状態はコレぐらいの車高です。もともとがスポーツ方向のモデルですのでそこそこの低さではありますね。
装着するサスペンションはテインのフレックスZをチョイス!車高調初心者の方にも扱いやすく何より安いです。
サーキットを本格的に走行する場合や、1mmでも車高を低くする様な用途には向きませんが街乗りから走行会程度なら十分な能力ですし、減衰力の調整機能もありますのでのセッティングの楽しさも味わうことが出来ます。
それでは作業に取り掛かっていきましょうかね。
まずは内装の取り外しから始めていきましょう。フロントはそのままで良いですがリアはパネルを取り外さないとアッパーマウントのナットを取り外しできません。サービスホール開けてくれればいいのに
フロントはこんな感じ。各部のボルトナットを取り外し、車体から純正サスペンションを取り外します。ABSのケーブルやブレーキホース、フェンダー等は傷を入れやすいので注意。リアは写真撮り忘れとりますm(_ _)m
さて、ここで面白いものを一つ。ナットに突起があるのが分かりますか?実はコレ…
サスペンションの緩み防止の突起なんです。整備する方は分かると思いますがボルトとナットで締められている場合は、通常ナット側にトルクをかけて緩めたり締めたりします。
しかしこの様な構造の場合は、ある程度締めてナットが固定されたあとはボルト側にトルクをかけなければいけません。
この構造を知らずに一番最初に緩める時になかなか緩まず、泣きそうになったことを覚えています。
トヨタ車はこの様なボルトを使用しているので、サスペンションのナットが緩まない場合はボルトの方にトルクをかけてみましょう。
そんなこんなで取り外しが終わりました。まだまだ車も新しいのでキレイですね。
多分使うことはないでしょうが事故の時やオーバーホール時のことを考え保管してもらうことにしました。
バンプラバーの加工なども行い組み付けていきます。車高調の寸法は装着前に調整しておいたほうが良いです。
取り付けが完了しました。アーム類のブッシュは一度締付けを緩めた後にジャッキアップして車重をかけ締め直すと、ブッシュのよれがなくなり足がよく動くようになります。
車高は約3cmダウンで控えめにセッティングしました。これから馴染んでくるともう少しだけ下がります。比べるとわかりやすいですね。
実走行後ハンドルのセンター出しとアライメントを調整して完了です。昔ながらのやり方ですが一番確実だと思っています。本当は4輪アライメントテスターほしいんですけどね(笑)
お客様には今までよりも更にスポーティ感が増しかっこよくなったと喜んでいただけました。
更に乗り心地は悪くなると予想していましたが、純正より好みに近くなったと思いもよらない効果もあり大満足のようです。これから少しづつカスタムとチューニングを進めていきましょうね♪ご依頼ありがとうございました!
カスタムやチューニングにも順序や順番があります。良く考えて進めていくと余計な出費も抑えられ、理想に近い愛車を手にすることが出来ると思いますよ♪
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