トヨタ ヴィッツCVTオイル交換!定期的な交換は燃費改善に効果的!
燃費改善にはいろいろな方法がありますが、一番いい方法は定期的なメンテナンスだと思います。ども( ̄ー ̄)テクニカルステージです!
車・バイク業界では様々な燃費向上グッズが販売されており、科学的な商品からオカルト(笑)商品まで様々です。
しかし、このような様々な商品を取り付けるよりも効果的なのが、実は日頃の定期的なメンテナンスなんです。
例えばタイヤの空気圧不足、たったこれだけで燃費は数%低下するとされており1Lで4~7円高いガソリンを使っているとも言われています。JATMAのデータはこちら
そしてタイヤと共に重要な部分がオイル類です。車であれば燃費に関わるオイルは大きく分けてエンジンオイルと駆動系(ミッション・オートマ等)オイルに別れます。
特に駆動系のオイルは交換の重要性を知らない方も多く、エンジンオイルは交換しているけどAT or CVTフルードは交換したことがないって車両が多い現状です。
今回はそんな駆動系のCVTフルードの交換のご依頼です。車両はこちら
トヨタ ヴィッツです。ホンダフィットや日産ノートのようにコンパクトカーでは人気の高い車種ですね。
お客様は4万キロCVTフルード未交換とのことで、テクステにご依頼をいただきました。
当車種のCVT交換はオイルレベルゲージが無いのでオーバーフロー方式になります。
上記ヴェルファイアの交換方法とよく似ているのですが、今回はドレンボルトが一箇所しかありませんのでオーバーフローチューブという部品を外します。
そのままドレンボルトを外してもあまりフルードは抜けません。
このドレンボルトの奥に六角レンチを差し込んで…
オーバーフローチューブを取り外すとしっかりとフルードを抜くことができます。
この筒でフルードの量を調整しています。プラスチック製なので大きな力で締めたり緩めたりしないように!
少しでも多く抜けるようにジャッキアップ。抜けたらチューブを忘れないように取り付けてドレンも締めます。
フルードを入れる場所はミッション横にあります。ここから抜けたフルードと同じぐらい入れましょう。
車両を水平にしてフルードの温度管理をしながら各ギアでフルードを循環させアイドリング状態でドレンボルトを外します。
このときに滴状にポタッポタッと落ちてくるのであれば適量で、チョロチョロ出るのであれば落ち着くまで排出し、出てこないのであればフルードを追加します。
これでCVTフルードの交換は完了です。今回はこの工程を2回行いました。
大体の車種は1回に交換できる量が、使用されているCVTフルードの30%~50%ほどですので、未交換で走行距離が伸びてしまった車種は一度に2~3工程ほど交換を行ってなるべく古いフルードを交換し、その後こまめな定期交換で新油に変えていく方法をおすすめしています。
交換後の試運転でもキビキビとした走りに変わり、トルク感も増えたように感じました。
やはりCVTフルードの交換した車は気持ちよく走ってくれますね♪ご依頼ありがとうございました!
CVTフルードは特殊な交換方法の車種が多いため、スタンドや量販店でも交換を進めることが少ないオイルです。
更に交換推奨時期が長い車種も多いので、そのまま交換を忘れてしまうパターンも多いです。
テクステでは2万~3万キロでの交換をおすすめしていますが、車検時や定期点検時の交換も管理がしやすくおすすめです。
5万キロを超えても交換した記録が無いのであれば、愛車を永く乗るためにもCVTやATのフルード交換を行いませんか?
燃費も良くなりキビキビ走るようになりますよ~。
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