R2 車検整備!タイミングベルト&タペットカバーパッキン交換♪
基本的に2年に一度の車検、しっかりとした整備が愛車を長持ちさせます。ども~テクニカルステージです。
何度かブログでもお話してきたのですが、車検とはあくまで車やバイクの最低限の機能が合格するかをテストする検査です。
永く愛車と付き合っていく為にはトータルでの整備をすすめることが大切です。
今回はそんなトータルでの車検整備のご依頼です。車両はこちら
スバルR2です。お客様は乗れる所まで乗り続けたいとのご希望でしたので、10万キロ手前での少し大掛かりな車検整備を行います。
画像はすでに洗浄済みですが(^_^;)ホコリだらけだったエンジンルームの清掃から。
洗浄前目視での油汚れは比較的少ない状態でしたが、プラグホールにエンジンオイルが漏れてきています。
こういうところもしっかりと車検整備を行わないと気づきにくいところですね。
ちなみにオイルに浸かってしまったスパークプラグやイグニッションコイルは、リーク(漏電)や失火の原因となることが多いためできるだけ交換をおすすめしています。
現状動いているので清掃で大丈夫では?と思う方も多いと思いますが、不純物が混じったエンジンオイルは電気を通しコイル等の抵抗も増やしてしまうので、油分を完全に除去できない状態まで汚れてしまったプラグやコイルは寿命が短くなります。
急に動けなくなるリスクもあるので、予算が許す限り交換してしまいましょう。もちろん、今回も交換です。(写真撮り忘れ…)
タペットカバーやタイミングベルトカバーを取り外し。オイル管理は~ちょっと悪かったかな…。
お客様は数年前にR2を購入したと伺っていましたが、整備履歴を見る限りこまめにオイル交換はされていたようですので、この汚れは前オーナーさんが原因のようですね。
逆に、こまめなオイル交換でここまできれいになったのかもしれません。このまま洗浄性の高いエンジンオイルでオイル交換を続けていくと良いですね。
タイミングベルト等取り外しウォータポンプも取り外しますが、ホースが一本裏から接続されているのでオルタネーターの取り外しが必要です。
ホースが傷んでいたらサーモスタット等と一緒に同時交換がおすすめですね。
各シール等も取り外して清掃したら
新品部品を取り付けして完了!その他にも基本の車検整備をすべて行ったら車検終了です。
タイミングベルト交換で各プーリーやポンプも新品になるのでエンジン音も静かになりますし、プラグやコイルの交換と油脂類の交換でエンジンの調子もかなり良くなります。
お客様もかなり元気になった愛車に喜んでいただけたようです。ご依頼ありがとうございました!
ちょうど10万キロ前の車検で少し大きな整備となりましたが、これで当分の間心配をせずに安心して乗ることができるR2になったと思います。
冒頭でお話しましたが車検はあくまでテストで、法定点検整備は人間ドックの様なものです。
次の車検までトラブルをなるべく無くすためにも、しっかりとした点検整備をおすすめします。
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