「大切な車だから…」その気持応援します!初代デミオ車検整備!
古くなり維持費もかかる、それでも大切に乗り続けたい愛車があります。こんにちはテクニカルステージです!
技術革新で高性能になる昨今の車やバイク、もちろんいろいろな面で最新モデルは優れており、燃費やエンジン性能、安全装備や便利機能等々、時代が進むに連れどんどんと改良されていきます。
ある一定の年式からの新モデルへの買い替えはパフォーマンス面でも優れており、テクステでもお客様の状況に合わせて買い替えをおすすめしたりもします。
しかし、買い替えしたほうが便利になるにも関わらず、様々な理由で「今の愛車に乗りたい!」と強く考える方も多くいらっしゃるように感じます。
今回はそんなお客様の車検ご依頼です。車両はこちら
初代デミオです。当時はコンパクトカーとして大ヒットした名車ですね。
こちらのお車数年前からたまにメンテをご依頼いただいていたのですが、今回の車検に伴いラジエターパンク・タイベル交換・ドライブシャフトブーツ交換等、結構な金額が掛かりそうな状態でした。
また、冷却水漏れのため水を常時継ぎ足しており、水路にはかなりのサビも発生しております。
20万KM近い走行距離と車両現状、更にメンテナンス状況も加味すると、テクステでも正直言って買い替えのほうが…と考えてしまう車両で、お客様にもやんわりと状況をお伝えしました。
お客様も大変悩まれたそうですが、亡くなった親族の方との繋がりがある大切な車とのことです。
多少の予算は掛かってもとのご意向だったので、今回の車検で一通りの必要な整備を行い、エンジンやAT等の大きな部品が破損したら乗り換える方向で進めることになりました。
ラジエターにはサビた冷却水の跡が(^_^;)
まずはいつものようにエンジンルームや下回り清掃から。水路の清掃もこの際に行います。
とりあえずサビ水が出てこなくなったらラジエター取り外しです。
漏れはアッパータンクのクラックですね。水漏れ原因の1位と言ってよいでしょう。
これから暑くなるので発生率も増えてくるトラブルですね。
タイミングベルト・ウォーターポンプも交換します。
クランクシールからはオイル漏れも発生中でした。
もちろんカム・クランクもシール交換。
ウォーターポンプ部からも取れるサビは除去しましたが、どうしても水路には結構なサビが残ってしまいます。
タイベル取付OK。最近はタイベル交換も少なくなりましたね~。
クーラント入れてエア抜きします。水路に残ったサビは少しずつ溶けてクーラントに混ざるので、当面の間はこまめなクーラント交換が必要になります。
現状ヒーターコアは詰まってませんが、後にどうなるかわからないので、サビが大量に発生してしまったら一種の賭けになってしまいます。
水回りの異常はオーバーヒートにも繋がりますし、サビの発災はトラブルの種にもなりますので早めに対応しましょう。
その他大量の交換部品たち。
かなり手を加えたので調子はすごく良くなりました♪
車検もライトが暗かったのでLEDに交換したぐらいで問題なく合格、多少気を使わなくてはならないですがまだまだ乗れるようにしっかりと整備完了です。
お客様も大変満足していただけたようで、今後の整備プランや注意点等もお知らせしご納車しました。
愛車と末永くお付き合いできるようにこれからもお手伝いいたします。ご依頼ありがとうございました!
さて、今回は古く維持費もかかるが乗り続けたいといった車検のご依頼でした。
車検や大きな故障時は買い替えor乗り続けるって判断が難しい場合もあります。
ご相談いただければテクステの考え方になりますがアドバイスも行ってますよ♪
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