プジョー208自動ブレーキ故障警告!雪や雨、バッテリーが原因かも!

昨今の車やバイクの安全装置、故障や異常の際はエラーコードが表示されます。こんにちは、テクニカルステージです!
電子部品と様々な機能でコントロールされている反面、故障や異常を運転手が把握することが難しくなったので、何かあった際に車やバイク自身がエラーコードやチェックランプ等で運転手に異常を知らせます。
今回はプジョーの自動ブレーキ警告の修理ご依頼です。車両はこちら
プジョー208ですね。
当車両は1年ほど放置されていた車両で、バッテリーの充電等行い再度乗り始めた車でした。
一度大雨の日にこの自動ブレーキ故障の警告が表示され、異常無いか?とご相談受けたのですが、当初その日以外に再現性がなく、元々同じ年式ぐらいのプジョーには大雨や大雪でエラーが表示される個体が結構多いみたいですので、引き続き様子を見てもらうことになりました。
しかし数週間後、エンジン始動時に必ず警告が表示されるようになりスキャンツールを確認したところ、バッテリー電圧の低下でエラーを引き起こしていることがわかりました。
バッテリー電圧自体はそこまで低くありませんでしたが、CCA値や抵抗値がだいぶ悪くなっており劣化に伴い自動ブレーキのユニットがエラー感知していたのでしょう。
バッテリーはこのボックス内にあります。
車両サイズで考えるとかなり立派なバッテリーが取り付けられており、金額も少々お高め(笑)今回はボッシュから少しリーズナブルなバルタ製に変更しました。
バッテリー変更後は各種エラーコードを消去して作業完了。自動ブレーキのエラーコードも出てこなくなりました。
ご依頼ありがとうございました!
さて、今回のエラーコードの件ですが、欧州車はバッテリーの電圧低下で結構いろいろなエラーコードを表示させます。
先程もお話しましたが208の場合、大雨や大雪で自動ブレーキ警告が出ることが多いみたいですが、悪天候時以外にも表示される場合はバッテリーを疑ってみても良いかもしれません。
そういえば昔そんな感じの記事書いたな~と探してみたら、BMWのサブバッテリーでパワステのエラーが感知されていた事がありました。
欧州車は日本車に比べて大容量の高性能バッテリーが使用されていることが多く、長期間使用することも多い傾向です。
バッテリーから起因するエラーはスキャンツールでも確認しやすいと思いますので、まずは診断して修理方針を決めても良いと思います。
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