ムーヴコンテ ブレーキパッド・ローター交換♪残1㎜、ギリセーフ(^_^;)

コンテブレーキ整備

普段何気なく使っている車のブレーキ。いざという時にしっかり効いてくれるのは当たり前ですが、それも適切なメンテナンスがあってこそです。こんにちはテクニカルステージです♪

今回は、まさに「危なかった!」と言える状況だった、ムーヴコンテのブレーキ整備のご依頼です。車両はこちら

コンテブレーキ整備

ダイハツムーヴコンテですが、テクステお客様のご親戚のお車とのことでご相談を受けました。

簡易の点検や整備はそのテクステのお客様が定期的に行っているそうですが、整備時にフロントブレーキパッドの摩耗がかなり進行しているのを発見されたそうで、緊急でのご入庫となりました。

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タイヤを取り外し確認するとなんと、残りがわずか1mmという状態。

通常、新品パッドの厚みが8~10mm前後ですから、ほとんど使い切ってしまっている状況でした。

ブレーキパッドがある程度摩耗すると、ブレーキを踏んだ時に異音(キーキーといった金属音)がしたり、制動距離が伸びたりといった症状が出ます。

パッドセンサーも削れた跡があったので、当初は異音が鳴っていたとは思いますが…コンテブレーキ整備

コンテブレーキ整備

パッドの交換は必須として、ローターの状態も確認してみると摩耗もそこそこで、特にローターの裏側の外周部に、かなりのサビが発生していました。(画像は取り外し時)

ブレーキローターは、摩擦面が重要で、表のみ確認するだけではなく見えにくい裏側にも注意が必要です。

ここにサビが大量に発生すると、ブレーキパッドが均一に当たらなくなり、ブレーキ性能の低下や、ジャダー(ブレーキ時の振動)の原因となります。

この状態のローターに新しいパッドを組み付けても、パッドがすぐに偏摩耗してしまったり、本来の性能を発揮できなかったりします。

そのため、今回はブレーキパッドだけでなく、ブレーキローターも同時に新品へ交換することにしました。これでブレーキ性能はバッチリ確保できます!

軽自動車についてはディクセルさんがオトクなSET販売を行っているので、同時交換が圧倒的にオススメです

コンテブレーキ整備

早速、摩耗したブレーキパッドとサビのひどいブレーキローターを取り外し、新しい部品を組み付けていきます。

外してわかる摩耗の凄さですね(笑)

キャリパーピストンの固着がないかも確認し、必要であれば清掃・潤滑を行います。新しいパッドとローターを組み付けたら、最終確認で試運転。バッチリと止まります♪

これで、ムーヴコンテのブレーキは新車時のように、いやそれ以上にしっかりと効くようになりました。お客様も安心して運転していただけるかと思います。ご依頼ありがとうございました!

さて、今回のムーヴコンテのように、普段なかなか目が行き届かないブレーキパッドの残量や、ローターの裏側の状態というのは意外と見落としがちです。

今回も車に詳しいテクステのお客様が確認したからこそ気づけたような物で、この点検がなかったら完全にパッドが摩耗していたかもしれません。

定期的な点検は本当に大切です。オイル交換等の定期点検整備時は少し気を使って各部の簡易点検を行い、何かあれば早めにプロに見てもらうことが重要だと思います。

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