夏は冷却水にも気をつけよう!タント・マー坊ラジエター交換!
暑い日が続いていますね~お体大丈夫ですか?こんにちはテクニカルステージです!
熱中症などで救急搬送がとても増えるこの時期は、人間だけではなく車やバイクにも一年で一番過酷な季節だと言ってもいいでしょう。
各種オイル類やタイヤなどのゴム類も大きなダメージを受けますが、その中でも一際過酷な場所がエンジンを冷却するラジエター等の冷却システムとエアコンを稼働させるコンプレッサー等のエアコンシステムです。
どちらも真夏日を超えてきたぐらいの季節からトラブルがとても多くなり、テクステでもここ最近多くの修理ご依頼を頂いています。
今回から3回続けて夏に多いトラブルの修理事例をご紹介していこうと思います。まず1回目はラジエターからの水漏れです。
ダイハツ タントの水漏れ事例です。走行中にヒートゲージが点灯しレッカーで引き取りに伺いました。
現地で水を補充したのですが、ラジエター上部からポタポタと漏れたため自走は不可能でした。
ダイハツの軽自動車はラジエターのカシメ部分からの水漏れがとても多く、新車から3年半の現行コペンも水漏れ事例がありました。
それなりの走行距離になりリザーバータンクの減りが大きくなってきたらまず疑う部分です。
ラジエターコアサポートを取り外さないとラジエターの交換ができないのでバンパーやライトなど取り外す部品は多いです。
アッパー部分が水漏れしています。ホース接続部のカシメが弱いためこの部分からよく漏れます。
外すと漏れの激しさがよく分かりますね。
今回は純正サイズの社外品ラジエターを使用します。ダイハツ車には設定があるのであればホース部一体成型タイプをおすすめします。
あとは元に組み直しクーラントを入れ、エア抜きと水漏れ確認をして完了です。
次はマイティーボーイのラジエター交換です。
いつも色々とありがとうございます。
オイル交換時に上記のように水漏れ確認。
ロアータンクにはかなりの水溜まりがあり交換になりました。
タントに比べ各ホース、配線を外しコンデンサーと固定ステーを外すと…
上にスルッと抜けます。
こちらも社外品がまだありました。
生産中止の場合は現品修理等の可能性もあるので、旧車のレベルになる車は前もって部品の確保をするのも一つの手かもしれません。
元に戻しエア抜きをしてこちらも完了です。ちなみに
原因はアッパータンクの割れでした(^_^;)早めに修理できてよかったです。どちらのお客様もご依頼ありがとうございました!
今回のように夏になると水温が高く推移するようになり、水漏れの増加やプラスチック部分の破損が増えてきます。
水温が上がると圧力も上がるので、今まではギリギリ大丈夫だった部分も破損する場合が多いんだと思います。
この時期は少しこまめにエンジンルームの点検をすることで、トラブル早期発見の可能性が高くなります。
車から降りたときに変な匂いを感じたり、エアコンの効きが急に悪くなったときなどは冷却水漏れが考えられます。
オーバーヒートはエンジン本体を破損させ、高額な修理代が必要になる怖い症状です。早めに愛車の異常を発見できるように心がけましょう。
次回はエアコンの修理の記事をご紹介しますね♪
愛車のお悩みバッチリ解決します!093-980-2210受付時間 10:00-18:00 [ 水・イベント開催日除く ]
お問い合わせ