車の異音、コトコト・ガタガタ・キュルキュルと原因により音も千差万別です。こんにちはテクニカルステージです!

故障や不調の前触れな異音から、経年劣化からくる放置しても大きな問題のない異音(内装のビビリ音等)と様々ありますが、異音が発生しているのであればまずは原因を特定することが大切です。

原因を特定して早急な修理が必要であれば対策を行い、緊急性がなければ予算に合わせて対応を考えれば良いと思います。

今回はトヨタ ノアのエンジンルームからの異音の修理ご依頼です。車両はこちら

ノアテンショナー交換

加速時や巡行時のアクセルを踏み込んで車速を上げていくときに、エンジンルーム内からカタカタカタ・コトコトコトと音が発生するとのことでした。

アイドリング時やアクセルオフ時には鳴らず、回転数に比例して大きくなる状態です。

空ぶかしでは異音が出ないので実走すると症状が確認できました。

トヨタ車の2AZ搭載車は特に多い症状なんですが、ベルトテンショナーという部品が原因の場合が多いです。

本来はしっかりとベルトに張りを与えておく部品なんですが、劣化により張りが弱まりエンジン回転上昇とともにベルトがバタつくことにより異音が発生しています。

ノアテンショナー交換

確実な点検方法はテンショナーを確認することです。運転席側インナーカバーを取り外して画像のようにテンショナーがオイル漏れをしている場合はほぼ間違いないでしょう。

ノアテンショナー交換

また2人必要になりますが、車両が動かないように輪止め+ブレーキをしてギアをドライブに入れ、軽くアクセルを踏んでいくと赤丸のプーリーがガタガタと振動することが確認できます。

原因が特定できたらテンショナーを交換しましょう。

ノアテンショナー交換

交換は簡単なように見えてボルトがそのままでは外せないので、エンジンマウントを切り離しエンジンを傾ける作業が必要になります。ちょいと面倒(^_^;)

ノアテンショナー交換 ノアテンショナー交換

取り外すとオイル漏れの激しさが更にわかります。ベルトの鳴きがひどい場合も同様の症状が原因の場合がありますので点検してみると良いでしょう。

交換後は異音も解消されました。まだまだ長く乗れそうですね!ご依頼ありがとうございました♪

冒頭もお話しましたが、年数を経過すると増えてくる様々な異音は、緊急性の有無で対応を決めていくことが良い方法だと思います。

今回のように後に走行不能になるような異常はすぐに修理を行う必要がありますし、内装のビビリ音などは予算や車両の買い替え予定なども考慮して決めることができます。

異音の原因特定は大変なことも多く、緊急性があるのかどうかの見極めが難しい場合もあります。

異音に気がついたらまずはプロに診断してもらうことをおすすめします。