ランサーエボ5 ゴトゴト異音、ハブベアリング＆ドラシャブーツ交換！

あっという間に年末ですね。ども、テクニカルステージです。

今年も色々な作業を記事にしてきましたが、本年最後の投稿は「ハイパワーターボプラス4WD、この条件にあらずんばクルマにあらずだ」的な車両の異音修理をお届けしたいと思います。車両はこちら

三菱 ランサーエボリューション5、ラリーでも大活躍だった三菱の代表的なスポーツカーですね。

ちなみにテクステでもエボ3・エボ6のデモカーがあった時代もあり、エボも結構得意としております。

走行中にゴトゴトと異音があり、完全にFのハブベアリングからのガタと異音でしたので交換となりました。

また、その際にドライブシャフトブーツインナー側の破れを発見、同時に修理します。

大パワーを受け止めるために大きなキャリパーやディスクローターが使用されているので、一つ一つは重く大変ですが、固着さえなければ比較的簡単に取外しは可能です。

当車両は大きな固着もなく取り外すことができました。固着していた場合プーラーを使用したりしますが、最悪の場合はナックルと一緒に外してプレスで抜く作業が必要になることも(^_^;)

手で回してもガタとゴロゴロ感がすごいです。もちろん左右交換。

新品ハブはしっかり感もあり安心できそうです。

ちなみにエボ系はハブとベアリングがASSY交換ですが、ハブとベアリングが別で交換できる車両もあります。

ベアリングのガタの場合はベアリングのみ交換すれば基本的に問題ないですが、ハブ自身もサビや衝撃で劣化していくので、そこそこの年式の車両はハブ自体も交換したほうが良いでしょう。

テクステではハブ自体に問題ない場合でものちの生産中止を見越して、そこそこの年式の車は部品が入手できるうちに交換し、交換前の部品はストックして貰うようにおすすめしています。

ドライブシャフトの破れも修理しますよ

反対側も秒読み段階でした。

きれいに清掃して新品ブーツを交換したら完了！状況によってはアウター側のブーツ交換やグリス交換も行うと更に良いですね♪

後は元に戻し試運転して異常がなければすべての作業は完了です。これでハイパワー4WDの力を遺憾なく発揮できるでしょう（笑）ご依頼ありがとうございました！

これにて2023年テクニカルステージのホームページ更新は最後となります。

今年も相変わらず…いえ、昨年以上の様々なご依頼をいただき大変ありがとうございました。

作業をお待たせすることも多くご迷惑もおかけしたと思いますが、テクステを信頼して愛車を預からせていただけることを大変嬉しく思います。

2024年も一生懸命頑張りますので、お店・ホームページ変わらずお付き合いいただければとおもいます♪

それでは皆様良いお年をお過ごしくださいませ。