夏が近づくとどんどんと気温も高くなり、車やバイクには過酷な環境になってきます。こんにちは!テクニカルステージです。

この時期から増えてくる故障で多いご依頼は、やはり車を冷やすための冷却装置に関連する物です。

ラジエターやウォーターポンプ、エアコン、あとはバッテリー交換も急増します。

今回はコペンのラジエター交換のご依頼です。車両はこちら

コペンラジエター交換

リザーブタンクのクーラント減りが多く、一ヶ月ほどで補充するとのことでした。

前回も記事にしましたが、ダイハツの軽自動車に使用されているホースパイプをカシメているタイプのラジエターは、とにかく接続部のカシメが弱くここからクーラント漏れが頻発します。

今までこのタイプのラジエターを使っているダイハツ車のクーラント漏れは7~8割ここが原因でした。今回も…

コペンラジエター交換

漏れが確認できますね。当車両ですが新車登録から3年半の車両です。こんなに早く漏れるのもどうかと本当に思います(^_^;)

保証修理したいもんですがダイハツは冷却装置については3年・6万KMしか効きませんので、今回の修理費はお客様の自腹になります。トヨタは冷却装置も5年・10万KM付いてるのに…

交換作業に入りますが、コペンは外すものが多くなかなかの大掛かりな作業になります。

コペンラジエター交換

コアサポートがラジエター上部を覆っているのでまるごと取り外さないと交換できません。

そのためバンパーも取り外す必要があります。

コペンラジエター交換 コペンラジエター交換

バンパーも最近のサポートにはめるタイプではなく爪で引っ掛けるタイプなんで無理に引っ張ると破損します。

コペンラジエター交換

バンパーを外したらラジエター取り外しに邪魔のものを片っ端から外していきます。

コペンラジエター交換コペンラジエター交換

こんぐらい外してやっとラジエター取り外しできます。漏れている箇所もわかりやすいですね。

コペンラジエター交換

本当はパイプ一体型の純正タイプ社外品が理想でしたが、アルミの強化ラジエターぐらいしか社外品がなく、泣く泣く純正で交換しました。少しでも長く漏れが発生しないように祈るばかりです。ご依頼ありがとうございました!

熱くなってくると多くなる冷却水系のトラブルですが、車両状況で対応が変わります。

しかし、今回のようなラジエターが装着されているダイハツ車のクーラント減りや漏れは、まずアッパーホース周りを疑ってみましょう。古い車ほど発生率は高くなりますが、今回のようにまだまだ新しい車でも発生しますので…(リコールレベルなんじゃないの?と思っています)