オイルにじみや漏れは火災の原因にもなるので、早急な対策が必要な故障の一つです。こんにちはテクニカルステージです!

もちろん漏れる箇所で緊急度は変わりますが、なるべく早く修理するほうが重体化を防ぎます。

特に加熱部にオイルが付着するような箇所の漏れは、すぐ修理が必要なのはかんたんに想像できますよね?

今回は少々オイル漏れの多いBMWの修理ご依頼です。車両はこちら

BMWオイル漏れ修理

E90 320iですが325i 330iもオイル漏れの多い車種だと感じています。

BMWオイル漏れ修理

下回りは漏れたエンジンオイルでベトベトです。

BMWオイル漏れ修理

漏れている箇所はオイルパンのパッキン部からです。

E90系のここらへんの年式は上からも下からもオイルが良く漏れます(笑)

上からであればタペットカバーやバキュームポンプ廻りから、下からはオイルパンのパッキンからが多い傾向です。

その他にオイルフィルターブラケットのパッキンからもよく漏れます。これはBMWに限らずミニクーパーも同様です。

今回は下からですので火災の危険性も少なめですが、上からの漏れですとエキマニの遮熱板にオイルが垂れるので大変危険です。

走行中に油の焦げた匂いがした場合や煙が出た場合はすぐにエンジンを止めて確認をしましょう。

当車両も日頃お世話になっている工場さんでオイル漏れが確認されていたので、これ以上ひどくなる前に修理を行います。

BMWオイル漏れ修理

オイルパンがそのままでは外れないので、エンジンハンガーでエンジンを吊ってメンバーを下げる必要があります。

外したりずらしたりする部品も多いです。

BMWオイル漏れ修理

下げれるだけ下げても少し外しにくいですがオイルパンが外れました。オイル管理はまぁまぁといったところでしょうか。

BMWオイル漏れ修理BMWオイル漏れ修理

あまりオイルが浸からない箇所はスラッジがびっしりと…これが剥がれて詰まったりすると怖いですね。

BMWオイル漏れ修理

と、言うわけでいつものようにきれいに洗浄。長くて洗浄機に浸からなかったんで、半分半分で洗浄後手作業でした。

BMWオイル漏れ修理

後はきれいに掃除をしながらもとに戻して交換作業は完了。

アルミのオイルパンはボルト類も新品交換が必要ですので同時に交換しましょう。BMは再使用不可のボルト類多いですね。

30分ほどアイドリングしながらアンダーカバーの清掃や漏れの確認を行いすべての作業は完了です。

これで当分はオイルパンからのオイル漏れは心配ないでしょう。ご依頼ありがとうございました!

さて、今回のようなオイル漏れであれば部品交換が必ず必要になりますが、軽微なにじみであればオイル粘度の変更や適切な添加剤の仕様により症状を緩和させることができます。

ここで勘違いしていただきたくないのは、その対応はあくまで[応急処置]や[一時しのぎ]の方法です。

そのまま乗り続けると必ず症状は悪化します。適切な対応が遅れると周辺の部品の故障や、最初の方にお話したように最悪の場合は火災も起こります。

軽微な症状の内にプロに診断してもらい、適切な修理プランを立てることを強くおすすめします。