ホンダ エレメントエアコンコンプレッサー交換!エアコン修理多発中!
あっついあっつい…こんにちはテクニカルステージです~
題名の通り猛暑の影響でエアコンの修理や点検のご依頼が大変多いです。
一番多いご相談はエアコンの効きが悪いといった症状で、次に風が出ないや風が臭いといったご相談が続きます。
今回はホンダエレメントのエアコン修理のご依頼です。車両はこちら
アメリカのホンダ法人でデザイン製造され、日本に輸入された希少車です。走っている車両は殆ど見ませんし、私も初めて触る車両でした。
今回の入庫前に一度エアコンの効き不良で点検しており、その際にガスの補充を行い一度ご納車していました。
納車時にエアコンコンプレッサーの高圧不足やオイル滲み(ガス漏れもこの箇所からの可能性あり)とファンベルトやテンショナープーリーの寿命をお伝えしていました。
数ヶ月は大丈夫なようでしたが猛暑の影響でついにコンプレッサーが破損、電源系統にも問題がないためコンプレッサーの交換となりました。
まずはコンプレッサー取り外しの前にベルトやテンショナープーリーの取り外しです。
プーリーの痛みがない場合はベアリングのみの交換でも良いでしょう。
プレスがあればベアリングのみ交換も可能です。今回はプーリー本体が傷んでいるのでASSY交換を行いました。
エアコンコンプレッサーの取り外しを行いますが、メンバー(サブフレーム)が邪魔をして外すことが出来ません。
ですのでエンジン支えてメンバーをずらします。
メンバーの隙間からコンプレッサーを抜くことができれば後は新しいコンプレッサーを取り付けします。
今回はリビルトコンプレッサーを使用しました。
真空引きを行い、漏れ等ないことを確認したら抜けたオイルと規定量のガスを充填して作業完了です。
通常エアコン修理時にはリキッドタンクやエキスパンションバルブの交換、配管やコンデンサーの洗浄等推奨されていますが、今回の故障はコンプレッサーロック等の症状もなく、配管内もキレイで詰まりも確認できなかったのでコンプレッサーのみの交換で予算を抑えています。
試運転でもとてもエアコンは冷えるようになり、猛暑日でも車内を快適にしてくれると思います。ご依頼ありがとうございました!
暑い夏に多くなるエアコンの修理ご依頼ですが、数千円で解消できる場合もあれば、本格的な修理に数十万円かかる場合もあります。
例えば少し古い記事ですがマーチのエアコン修理でダッシュパネル脱着が必要な事例です。
ガス漏れ等も漏れる箇所の発見が困難な場合もあり、修理金額が[修理を始めて見ないとわからない]なんてこともあります。
どんな車両でもそうですが、愛車をいつまで乗るのか、買い替えを考えているのか等でおすすめする修理内容が変わります。
予算や状況をよく考えて適切な修理をおすすめできるようにテクステは頑張ってますよ♪
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