ラクティス&デミオCVTフルード交換!メンテしてたらまだまだ乗れる!
どもどもテクニカルステージです♪
何だかんだで結構多いATF・CVTFの交換依頼、国産や外車問わずお問い合わせがよくあります。
かなり長い間オイル交換を行っておらず、異常が発生した為フルード交換で治るのかと言ったご相談もそれなりに多いです。
このようなご相談の場合はご回答に困る場合も多く、実際作業してもフルード交換のみでは異常を解消できないことも多々あります。
まずは異常が発生しないように早めのフルード交換をおすすめしています。
今回はテクステ常連のお客様で、車検ご依頼中のCVTF交換の様子をお届けしたいと思います。まずは1台目の車両はこちら
トヨタ ラクティスです。初期型ですので結構年数は経っていますが、しっかりとしたメンテナンスでまだまだ走れる車両です。
前のヴィッツのときにもお話しましたが、ドレンボルトが一箇所の場合はオーバーフローチューブでの油量調整ですので、オイルを抜くときにはチューブの取り外しが必要です。
フルードを抜きながら抜けたフルードの状態も確認。
今回は少し交換までの距離が長かったようですので、もう少し早めに交換したかったですね。
抜け終わったら新しいフルードを規定量入れます。今回もスピードマスター製のCVTFです。
テスターで油温管理しつつフルードの量を確認します。画像よりももう少し滴る量が少なくなったら適正ですね。
これでCVTF交換は完了。その他車検整備も終わりキビキビと加速するようになりました。
ライトもきれいに磨き車検も無事通過、また二年安心して乗ることができそうです。ご依頼ありがとうございました!
次はデミオのCVTF交換です。車両はこちら
こちらのデミオは先程のラクティスと同じ手順でフルードの交換ができます。
ドレンとフローチューブを取り外し
横からオイルを規定量入れて
油温を合わせて油量を確認します。
デミオの方はこまめにフルード交換を行っているので劇的な変化は感じませんが、走行距離の割に不具合もまったくなくまだまだ永く乗ることができそうです。
その他車検整備もあっさりと終わり今回も何一つ異常なく車検完了。ご依頼ありがとうございました!
と、いう訳で2台分のCVTF交換でした。
冒頭でもお話しましたが、故障や異常が発生したあとはフルード交換では解消できないことが多いですし、長期に交換を行っていない場合は、フルード交換がきっかけで故障する事例も少なからずあるので交換をお断りする場合があります。
こまめなオイル・フルード交換は本当にトラブルが少なくなります。
永く愛車に乗るご予定であれば、定期的な交換が必須かと思います。
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