車検時同時交換がオススメ！ヴェゼル・フィットCVTF（HCF-2）交換！

CVTのフルード交換もエンジンオイルと同じくらい重要だと浸透してきたように感じます。こんにちは、テクニカルステージです。

今まで何回も記事にしてきたAT・CVTフルード交換ですがかなり身近になったようで、お客様から依頼されることも多いですし、車検時におすすめした際も重要性を理解されているお客様が多いので、そのまま交換作業を了承される方が多いです。

前に一度お話しましたが、テクステでは2～3万kmでの交換をおすすめしているため、ちょうど車検時に交換すると管理もしやすく工賃もお得になります。

今回もそんな車検時にCVTF交換を行うホンダ車2台の作業風景です。1台目はこちら

ヴェゼルですね～。最近の車両では従来のHMMFではなく更に燃費に特化したHCF-2というCVTフルードが使用されています。

今回が初交換で走行距離2.5万キロほどですがドレンにはしっかりと鉄粉が付いています。こまめに交換したいですね。

車検時はなるべく長めに排出時間をとることで、多めのフルード交換を行うようにしています。夕方抜いて次の日フルードを入れることが多いです

使用フルードはいつものスピードマスター製です。HCF-2でもHMMFでも使用できる高性能フルードですので、様々な車両に使用可能です。

あふれるまで補充したらエンジン始動して、各ギアで馴染ました後にエンジン停止して再度油量点検、軽く滴るぐらいが適量です。

その後スキャンツールで電動ポンプのエア抜きが必要ですが、完全に暖気した後に5KM以上で走行してアイドリングストップすればエア抜きが出来ているのでOKです。

最終的にもう一度油量点検したほうが確実ですが、オイル交換ぐらいですとそこまでエアーも噛んでいないのでだいたい規定量で調整できていることが多いです。

後は清掃してCVTF交換は完了、その他車検整備を行い車検も無事完了です。ご依頼ありがとうございました！

お次はフィットの車検とCVTF交換です。車両はこちら

こちらも同じようにフルード交換を行います。交換方法は全く一緒ですので割愛。

オイル抜いて

フルードを入れます。

当車両は3万キロちょいでの交換です。年5千キロほどの走行距離ですので車検2回に1回フルード交換すればちょうどよいタイミングになりますね。

こちらもその他車検整備を行い完了。ご依頼ありがとうございました！

冒頭でもお話しましたがCVTフルード交換のご依頼がかなり多くなってきており、重要性も認知されていると感じるようになってきました。

今回は行いませんでしたが、走行距離によってはオイルパンを取り外しストレーナーも交換したほうが良いので、状況によって最適な交換方法を選択する必要があるかと思います。