理想のポジションを追求!ダイナローライダーハンドル交換を実行せよ!
理想のドライビングポジションを実現することは茨の道である。
とかなんとか過去の偉人が言ったかどうかは知りませんが、ポジションって本当に千差万別で100%満足するにはミリ単位の調整が必要になり、車・バイクどちらもとても奥が深いカスタムです。こんにちはテクニカルステージです(`・ω・´)キリッ
特にバイクはその乗車姿勢から重要な項目で、きちんとしたポジションであれば事故の予防や乗車時の疲労の軽減にも効果的です。
バイクのお客様からカスタムをどこから始めたら良いかよくお問い合わせをいただくのですが、テクステではまず乗車時のポジションをお客様に合わせる事をおすすめしています。
理想のスタイリングと理想のポジションは両立しないことも多いですが、その難しい問題のどこに妥協点を置くかをお客様とじっくりと話し合いカスタムを進めていくことが大切だと思います。
さて、今回はそんな理想のポジションを追求するべくハンドル交換を行った2016年式ハーレーFXDLI ダイナローライダーのハンドル交換です。車両はこちら
はい…入庫時に全体画像忘れてます。すんましぇん…
お客様はハンドルの高さを現在よりコブシ2個分ほど上げて、少し後ろ側に倒したいとのご希望でした。
まずは作業前にご来店いただき、カタログを確認しながら理想に近いハンドルを探します。
この画像は作業前に確認した時の画像です。
お客様と色々と話し合いつつハンドルを決定します。今回はネオファクトリーのドラッグライザーバーをチョイスしました。
現在の状態より2~3インチほどハンドルの高さが上昇するため、アクセルワイヤー・クラッチワイヤー・ブレーキホース等の交換が必要になります。
しかし今回はハンドルのみ発注。理由は後でお話します(●´艸`)ムフフ
ハンドル入荷後お預かりです。まずはガソリンタンクやハンドル周りの配線・ケーブル類を撤去します。
サクサクと取り外ししていきましょう。でこんな感じになりました。
ある意味すっきりしましたね(笑)
今回はライザー一体型ですのでハンドルの固定自体は簡単です。
旧ライザーとの比較ですがハンドルの高さがかなり上昇したのがわかりますね。
そしてここでハンドルのみを注文した理由をご説明します。理由はこちらです↓
現車で寸法を計算したかったからです!ある程度のデータは今までのカスタム事例で揃っていますが、やはりハンドルに合わせた取り回しやケーブルの向き等色々と現車に合わせたほうが完成度は確実に高くなります。
たった5cmの長さの違いで取り回しがきつくなったり、逆に長過ぎて取り付けがかっこ悪くなったりします。
二度手間にはなりますが、なるべくかっこよくスマートにカスタムを進めていくためにこのような方法で進めていきます。
アクセルワイヤー・クラッチワイヤー・ブレーキホースと現車に合わせて注文をしました。
そして数日後、商品が入荷後作業再開です。
新品のワイヤー類を取り付けしつつ
今回はABS車ですので専用のブレーキラインブロックに交換。取り付けをしていきます。
だんだん形になってきましたね~。
ここでクラッチワイヤーが新品ですのでクラッチ調整するためにプライマリーを開けると、オイルがすごく劣化して汚れていることを確認。交換を行いました。まっくろです(^_^;)
オイル交換とクラッチ調整・ブレーキラインのエア抜きとフルード交換や各ケーブルの調整を行い…
完了です!かなりスッキリとした仕上がりになり操作性もお客様に合わせた車両となりました!
当初はミラーを上向きに取り付けしたのですが、ハンドルの高さの関係で角がはえたような見た目になりバランスが悪く、視認性も悪かったため下向きに取り付ける方法をご提案させていただきました。
この方法で見た目のバランス、視認性共に向上しお客様にも喜んでいただけました。
同時に他の商品も注文していただいたのですが、納期がまだ先になるためハンドル取り付けが完了した時点で納車いたしました。商品が入荷し取り付けが終わればまた記事にします!商品入荷し記事作成しました!
今回はご依頼ありがとうございました!ご自分に合わせた愛車で存分にモーターライフをお楽しみください( ´∀`)b!
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