マジェスティ・調子悪いエンジンはキャブOH&メンテナンス!
故障や異常を修理せず先延ばしにすると、余計にお金がかかる場合が多いです。こんにちはテクニカルステージです!
とりあえず動くからと甘く見ていた場合に、取り返しのつかない故障をしたり被害が拡大するパターンが結構あります。
被害を押さえるためにも、動くからと簡単に考えないで早めの対応を行うことが大切です。
今回はマジェスティのキャブOH等行います。車両はこちら
エンジンの吹け上がりが悪く、高回転回らない・不安定で調子が悪い・ガソリンのオーバーフローといった症状です。
お客様がエアークリーナーホースの破れを確認していたそうですが、簡単にアルミテープで塞いだだけの処理をしてしまいそのまま乗り続けていたようです。
それ以降段々と調子が悪くなり、ついに走行にも支障が出るようになったとの事でした。
カウル等を外しキャブを取り外すせるまでばらしていくとアルミテープが剥がれていました。
さて肝心のキャブレターですが…
吸入口に汚れがびっしりです。かなりのゴミをエンジン内に吸い込んでいることが予想できます。
ホースが破れてどのぐらい走行しているか分かりませんが、アルミテープ補修時は普通に動いていたようでしたのでその時点でホース交換を行っていればキャブOHは必要なかったかもしれません。
キャブを取り外し分解していきます。
内部を清掃していきますがデロデロの汚れがこびりついてなかなかの状況でした。
OH後はオーバーフローなどの確認を行い車両に取り付けます。もちろんホースも新品交換を行い社外クリーナーも清掃しておきました。
アイドリングも安定し、エンジンも高回転まで回るようになりました。
しかしエンジン内に結構なゴミや砂を吸い込んでいると思われますので、今後も少し注意しながらメンテする必要があるでしょう。ご依頼ありがとうございました!!
今回はホースの破れからゴミを吸い込み、キャブが詰まり不調になるという事例でしたが、一歩間違えばエンジンブローしていた可能性もあります。
緊急でのアルミテープ補修であればその場しのぎには良いと思いますが、もしちぎれたテープがエンジン内に吸い込まれたとしたら…考えたくもありませんね。
不調や異常を放置すると結局高く付くことになります。早めの対応が最終的に愛車にもお財布にも優しい方法なんですよ♪
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