スピード出すとゴーゴー異音が…タントリアハブベアリング交換♪
車速が増すにつれゴーやゴロゴロといった異音がした場合は、大きな故障の一歩前かもしれません。ども、テクニカルステージです!
車やバイクはタイヤが回って走行していますが、タイヤがスムーズに回るように車輪軸部にはベアリングが使用されています。
このベアリングを通称[ハブベアリング]といいますが、このベアリングが悪くなるとスムーズに回らなくなり、スピードが高くなるにつれ室内に異音が入ってくるようになります。
今回は異音が発生しているタントの修理ご依頼です。車両はこちら
40~50kmほどの車速からゴーーといった音が大きくなり、60kmを超えるとナビの音をかなり大きくしないと聞こえなくなるほどだそうです。
試運転してみるとリア側からかなり大きな異音で、少しづつ大きくなったため気づくのに遅れてしまったようでした。
軽度の症状の場合はタイヤのブロックノイズも似たような異音を出す場合がありますが、ハブベアリングの異音のほうが遥かに音が大きくなります。
タイヤを浮かし手で転がすと運転席側からゴロゴロと異音が確認できました。
とりあえず異音が出ているのは片側ですが、反対側もそう遠くない時期に異音が出ると考えられますので、左右での交換を行います。
足回りや駆動部は左右同時交換が基本です。
この年式のタントはブレーキシューをずらしながらトルクスの取り付けボルトを4本緩めると…
ころっと取り外しできます。少し前のタントはボルト緩めるのにドラムブレーキの一部分解が必要だったと思います。
今回は予算の関係上無名社外品を使用しました。
ベアリング等の駆動部の場合はできるだけ純正か有名メーカーの社外品をおすすめしていますが、ハブASSYしか供給のない車両の場合は高額になるケースも多いので、予算に合わせて上手に選ぶ必要がありますね。
新品ハブを取り付けて試運転。無事異音も解消されました。
これでまた当分の間は安心して乗れますね~。ご依頼ありがとうございました!
車やバイクが走行する中でかなり重要なハブベアリングですが、異音が発生している状態でも気づかずにそのまま乗り続けた場合タイヤの振れや走行安定性低下を引き起こし、最悪の場合はタイヤが外れ大きな事故を起こす可能性もあります。
車検時に問題がない場合でも、車検後数ヶ月でハブベアリングに異音が出始めるパターンも結構あります。
なんかゴーゴー言い出したな~って感じたら一度プロに診断してもらいましょう。
愛車のお悩みバッチリ解決します!093-980-2210受付時間 10:00-18:00 [ 水・イベント開催日除く ]
お問い合わせ