トヨタ ラッシュ フロントブレーキ引きずり修理!キャリパーOH&パッド・ローター交換♪

走行距離が少なければ壊れない…と思い込んでいませんか?実はあまり乗らないからこそ発生しやすいトラブルもあるんです。ども、テクニカルステージです!
今回はそんな年間走行距離が少ないトヨタ ラッシュのフロントブレーキ修理をご依頼いただきました。
車両はこちら

こちらのお車は、先ほど説明した通り年間走行距離が比較的少なく、以前からフロントブレーキローターにサビが発生していることは確認していました。
半年ほど前の車検時にも引きずり等の異常はなく、ブレーキパッドにもまだ残量があったため、「もう少しパッドが減ったタイミングでキャリパーも含めて一気にリフレッシュしましょう♪」という方向でお客様とお話していました。
ところが予定より先にトラブル発生(^_^;)ブレーキの引きずりが発生してしまい、今回は緊急での入庫となりました。

ブレーキの引きずりは、ブレーキペダルを離しているにもかかわらずパッドがローターへ当たり続けている状態です。
引きずり初期は気付かない方も多く、症状が酷くなるとホイール周辺が異常に熱くなったり、燃費の悪化やブレーキの焼き付きなどにもつながりますので、そのまま乗り続けるのは危険です。
それでは早速分解していきます。

こちらは錆の発生しているブレーキ側で、引きずりもこちら側でした。

こっちは現時点で問題のないブレーキです。パッド残量に差があることがわかりますね。

今回は今後も安心して乗れるよう、フロントキャリパーをオーバーホールします。
ピストンを戻せば一時的に良くなる可能性もありますが(サビ等が直接の原因でなければ)、一度引きずりが発生した場合はOHが基本です。
ピストンや内部の状態を確認しながら、シール類を新品へ交換していきます。

上の画像は引きずりを起こしたキャリパー、下が大丈夫な方です。上はダストブーツ内側にも少しサビが発生していますね。
年間走行距離が少ない車両は、摩耗自体は少なくても水分やサビによってキャリパーの動きが悪くなることがあります。
ブレーキは「使いすぎ」だけでなく「使わなさすぎ」でも状態が悪くなることがあるんです。

各部をしっかり清掃し、新しいピストンとシール類を組み込んでキャリパーをリフレッシュ♪

そして以前からサビが進行していたブレーキローターと、残量が少なくなってきていたパッドも今回同時に交換します。
使用するのはテクステでもおなじみのDIXCEL(ディクセル)製パッド&ローターです。
純正部品だけでなく、こういった信頼できる社外メーカーを使用することで、性能を確保しつつ費用を抑えられる場合もあります。

新品ローターはやっぱり気持ち良いですね♪サビて段付きも発生していたローターと比べると見た目もかなりリフレッシュしました。
パッドやローターを組み付けたら、キャリパーの動きを確認しながら各部を復元、最後にブレーキフルードのエア抜きを行い、ペダルタッチや漏れをチェックします。
試運転でも引きずりや異音はなく、ブレーキフィーリングも良好で問題なし!当初予定していたフロントブレーキのリフレッシュが少し早まりましたが、無事完了となりました。
これで安心してお車に乗ることができますね♪ご依頼ありがとうございました!
さて、今回のラッシュのように年間走行距離が少ない車両では、ブレーキパッドが大きく減っていなくてもローターのサビやキャリパーの固着が発生することがあります。
特に走りが重い・ブレーキ周辺から異音がする・ホイールだけ異常に熱いなどの症状がある場合は、ブレーキが引きずっている可能性もあります。
その他にも症状が進むと、クリープで動かずアクセルを踏まないと進まない(AT車の場合)、そこそこのスピードで急にハンドルがブレだす(ローター温度上昇)、ブレーキペダルに踏み返されるような感覚がある(温度上昇によるローターの歪み等)、なんて症状を引き起こす場合もあります。
ブレーキは安全に直結する部分ですので、少しでも違和感がありましたら早めの点検がおすすめですよ♪
愛車のお悩みバッチリ解決します!093-980-2210受付時間 10:00-18:00 [ 水・イベント開催日除く ]
お問い合わせ
