日産ノートCVTオイル(オートマフルード)交換!車検時オススメ!
CVTフルードの交換かなり増えています!こんにちはテクニカルステージです!
テクステではヴェルファイアやN-BOXのCVTフルードの交換を記事にしていますが、とても多くのアクセスがありお問い合わせも定期的にある作業です。
抜いて入れるだけの作業ではなく、温度管理やゴミの混入の注意などいろいろと気を使わなければいけません。
エンジンオイルの交換は重要性もよく知られていますし、ガソリンスタンドや量販店でも交換をおすすめされる事が多い為比較的交換されていることが多いのですが、CVTフルードの交換は一気に少なくなります。
N-BOXの記事でもご説明していますがまず点検が面倒な車種が多いことや、交換時のトラブルを敬遠してあまりおすすめしていない場合が多いと思います。
そのためCVTフルードが交換されていない車種が多くトラブルも少しづつ増えてきています。
つい先日もN-BOXのCVT不調の問い合わせがあり、10万キロCVTフルード未交換でジャダー・変速不具合・異音が発生した事例で、車両状態からリビルトミッションの交換をご提案させていただきました。
このような大きいトラブルに見舞われないようにも定期的な交換をおすすめしています。
今回は車検に伴ったCVTフルード交換のご紹介です。車両はこちら
日産 E12 ノートです。軽自動車を除く販売台数で2018年に一位になるなどとても人気のあるモデルですね!
走行距離も増えてきているので基本整備とCVTフルードの交換もおすすめさせていただきました。
しっかりと洗浄を行うことで車両の異常を発見しやすくなりますし、永く乗ったときのボディの痛みも少なくなります。
乾いたらリフトに載せて整備開始です。
さて、日産系はレベルゲージでCVTの確認をする車種も多いのですが、ご覧のようにE12のノートはキャップとしての機能しかありません。
そのためトヨタ系のようにオーバーフロー方式で行います。
ドレーンボルトとオーバーフローチューブを取り外しフルードを抜き取りますが…
ドレーンボルト位置と内部構造が悪くフルードがあまり出てきません(^_^;)ですのでリアをジャッキアップして多く抜いています。
理想はオイルパンを脱着することですが、工賃等も考慮して決めたほうが良いでしょう。過走行の場合はオイルパン脱着までおすすめします。
約2.5Lほど抜けました。フルードはかなり汚れており焼けたような匂いもします。
走行距離が5万キロでしたがもう少し早く交換したかったですね。
いつものスピードマスター製のフルードを使用してオイル量を調整します。
- 車両を水平にしてオーバーフローチューブとドレーンボルト取り付け
- フルードを抜けた量と同じぐらい入れる
- エンジン始動アイドリング状態、各ギアでなじましたあとは油温40度前後でドレーンボルトを外しフルードがポタポタと落ちてくるぐらいで規定量
これで完了ですがあまりにも汚れていた場合はスキャンツールでCVTフルードの劣化状態をリセットする必要性も出てきます。
今回は大丈夫でしたが抜けた量と汚れ具合を考えると次回の交換は早めに行うことが良いでしょう。
その他に消耗品のエアーエレメント・エアコンフィルターやブレーキフルードも交換して完了です。
試運転を行いましたがやはりCVTフルードの交換はキビキビとした走りに変わりますね。
無事車検も合格して完了です。ご依頼ありがとうございました!
今回は車検整備でのCVTフルード交換でした。最近ではCVTフルードの重要性についてよくご相談があり交換の必要性を感じている方も多くなっています。
エンジンオイル交換とは違いCVTフルードの交換は作業時間も長い事が多いです。
今回のような車検や定期点検時に行うことが手間と工賃も抑える事ができるいい方法だと思います。
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